今回は、友野一希の四大陸選手権2020のショート・フリー音楽の曲は?振り付けや振付師も紹介します!
2020年1月のはじめに、宇野昌磨さんが今年の(2020年)2月に開催される(2月7日(金):ショート・2月9日(日):フリー)四大陸選手権を辞退しましたね。
まさかの出来事でしたが、
そして今回の注目選手、友野一希さんが繰り上げ出場になり、話題になっています。
自身は、チャンスだと思ってしっかりとやり切りたいと語っていました。
得意なジャンプを活かし、活躍をしてほしいです!
それでは、友野一希の四大陸選手権2020のショート・フリー音楽の曲は?振り付けや振付師も紹介します。
最後までご覧ください☆
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友野一希の四大陸選手権2020のショート音楽の曲は?振り付けや振付師も紹介
友野一希さんは、昨年、四大陸選手権に出場していましたが、結果12位ということでした。
でも昨年悔しい思いをしてきた分、急きょとはいえ経験としては積んでいますので今回は期待してもいいと思います。
そこで気になるのは、ショートプログラムの曲目です。
どんな曲目になっているのか?また、曲に合った振り付けも気になるところですね。
では、ショートプログラムの曲から紹介していきたいと思います。
ショートプログラム音楽の曲は?振り付けは?
友野一希さんのショートプログラムの曲はウェイン・マクレガーのクローマ「The hardest button to button」(ザ・ハーデスト・ボットン・トウ・ボットン)です。日本語に略すと”最も堅いボタン”という意味になります。
この曲を歌うロック歌手は「The White Stripes」(ザ・ホワイト・ストライプス)というアメリカのロックバンドです。
日本のロックの祭典「フジロックフェスティバル 」に過去、参加されていますね。
The White Stripes/ザ・ホワイト・ストライプス『The Hardest Button to Button』
PVは、ピクシレーションという手法で作られていて‥https://t.co/FN6ox8F7Jp … pic.twitter.com/04Sc4XT4lX— PV SOUND APARTMENT (@pvukusrock) January 7, 2020
最初のシンバルっぽいパ~んという音から始まり、なんとも不思議なおとぎの世界にいるような音楽です。
コンテンポラリーバレエ的な要素をたっぷり入れて、得意のジャンプやスピンをこのような曲でテンポよく滑れるとはすごいです!
元々は、バレエに使われる曲でもあります。
この曲の2019年のアメリカ大会でのおおまかなプログラムでは
- 4回転トーループ、2回転トーループ
- 白鳥のようなポーズで滑る
- 4回転サルコー
- シットスピン
- コンビネーションスピン
- トリプルアクセル
- ステップシークエンス
- のあとの独特なキメポーズ
- フライングキャメルスピン
振り付けも独創的で上の☝バレエの動画のようにしなやかな動きも取り入れながら、ステップシークエンスの時は、振付師と一緒に作り上げたこだわりのステップです。
今シーズンから取り入れたという4回転トーループ。練習をたくさん重ねたようですよ♪
鍵を握る、トリプルアクセルも見どころの一つになっていますね☆彡
ショートの振付師は誰?
ショートの振付師は、アメリカのカリフォルニアを拠点に活動しているフィリップ・ミルズさんというお方。
この写真からすると、帽子をかぶっていらっしゃるのでお顔がはっきりと見えませんが、いぶし銀といった方ですね。
フィリップ・ミルズさんのプロフィール
- 出身地:アメリカ合衆国
- 生年月日は不明?
- 職業:フィギィアスケートの振付師
経歴:若い時は体操選手。そこからバレエに転向してバレエスクールで実力をつけ、主にヨーロッパで活躍していました。
途中、身体を壊してしまってからは、知り合いの紹介でフィギィアスケートの振付師をすることとなりました。そして数々のスケート選手を手掛け、主に有名な選手では
- アメリカ選手→アシュリー・ワグナー(女子)
- 日本選手→町田樹、村上大介、加藤利緒菜(女子)
その他、各国のスケート選手に振り付けの指導しているそうです。
その中で、アシュリーワグナー選手は全米選手権で優勝していますし、町田樹元選手は「火の鳥」でソチオリンピックに出場しています。
独特の振付で好評ががあるフィリップ・ミルズさんですが、今回の友野一希さんには、並々ならぬ思いがあったようですね。
それは、自身が今まで温めてきた今回の曲を是非提供したいと思ったそうです。
表現者として、長年いろんな方たちを見てきましたが、この選手だったらイケる!とピンときたのでしょう。
でも、いままでにないジャンルに挑戦するにあたり、友野一希さん自身も戸惑いがあったとおもいます。
そういう思いをを踏まえながら見るとなるほどと感じることができると思います。
友野一希の四大陸選手権2020のフリー音楽の曲は?振り付けや振付師も紹介
昨年の四大陸選手権では132.25点(12位)でなかなか、実力を発揮することができませんでしたが、今回は、経験からすると、数々の大会にも出場して、力もついてきていると思いますし、なにより、先日のインカレ(大学生大会)では見事優勝しています。スコアーも157.74点という見事な高得点!今年から好発進しているので、四大陸選手権もその流れで言ってほしいですね。
フリープログラムの音楽の曲は?振り付けは?
フリー音楽の曲は「ムーランルージュ」(ロクサーヌタンゴも途中あり)です。
この曲は恋人同士の男女と嫉妬心を燃やす男が繰り広げるラブストーリーですね。
最初、男女の切ない恋心を表現したかと思えば、突然タンゴの曲で力強く踊り、そして後半は穏やかな平和なイメージの曲で表現するといった感じでしょうか?
昨年の全日本選手権プログラムを見てみましょう!
おおまかですが、
- 4回転トーループ・トリプルトーループ
- 4回転サルコー
- トリプルアクセル
- ステップシークエンス
- 決めポーズ
- フライングシットスピン
- ダブルループ?(トリプルループが出来なかったらしい。。。)
- トリプルアクセル(もしかすると、トリプルトーループのコンビネーションでくるかも?)
- フライングからの足換ええコンビネーションスピン
- トリプルルッツ・シングルオイラー・ダブルサルコー
- トリプルフィリップ
- コンビネーションスピン
- コレオシークエンス
今シーズンから取り入れた4回転トーループ。もうすでに大会で見事、飛んで見せました!
前半の4回転サルコーのコンビネーションでトリプルトーループを飛ぶ?かもしれないですね。
また、ステップやコレオシークエンスのときは、持ち前の演技力でどう表現するのか?
自身の課題である着氷はうまくいくのか?
トリプルアクセルのジャンプの高さも見どころの一つですね☆彡
フリーの振付師は誰?
友野一希選手のショートを振り付けたミーシャ・ジーさんとパシャリ!冒頭の静かな雰囲気から始まる演出や3アクセル前の振り付けが友野選手のお気に入りらしいブイ!注目ブイ!#グランプリシリーズ #ロシア大会 #男子ショート #よる8時 pic.twitter.com/lUSDiAhxAa
— ゴーちゃん。2020 (@gochan_V) November 16, 2018
フリーの振付師は昨年に引き続きミーシャ・ジーさんです。
愛嬌のあるお顔をしています。しかも、若い!そんなミーシャ・ジーさんとは?
ミーシャ・ジーさんのプロフィール
- 出身地:ロシア・モスクワ
- 生年月日:1991年5月17日 28歳
- 職業:フィギュアスケートの振付師
- 身長:173センチ
両親がフィギュアスケートの振り付け師でミーシャさん自身も自然な流れで8年間ウズベキスタン代表のフィギュアスケート選手としてご活躍されました。大会での優勝経験もあるかたですね。
そして、2018年の春ごろまで現役で活躍し、そのあとすぐに、日本スケート連盟から是非、友野一希選手の振付を担当してくれないかという依頼が来ました。ミーシャさん自身も喜んで引き受け、振付師の仕事が次々と入っていったということですね。
友野選手以外にも振り付けの指導しているそうです。
- ロシア選手→エフゲニア・メドベージェワ(女子)
- 日本選手→高橋大輔
- アメリカ選手→グレイシー・ゴールド(女子)
- ローラースケートの選手
など、特に、高橋大輔さんは昔から大ファンだそうで振り付けの依頼をきたときにはとびあがって喜んでいたことでしょうね。
四大陸選手権2020友野一希経歴
友野一希さんは代打で大会などで出場する機会が多いですね。
言い換えれば、運も味方にしているということです。
そしてまだまだ伸びしろがある期待の若手選手。
そんな友野一希さんの経歴を紹介していきますね☆彡
経歴
学歴
堺市立陵南中学校から浪速高等学校に進学。現在は同志社大学スポーツ健康科学部に在学中です。
自分のお手本となる選手は
高橋大輔さんです。小さいころから見ていたそうですが子供ながらに、この選手はすごい!と感動していたそうです。
もう一人は、オリンピック大会で入賞を果たした町田樹さん。練習仲間としても仲がとても良かったそうです。
高橋大輔さんはテレビやビデオを見て研究をされたり、町田樹さんは直に会って一緒に練習しあったりしていたそうですよ。
ジャンプは何歳から飛んでいるの?
4歳に母のフィギュアスケートをしていた関係と近所にスケート場があり、すべりはじめましたが、やっぱりまだ幼いだけあって、最初のうちは学ぶというより、。アイスホッケーのマネやスピードスケートのマネをして遊んでいたようです。
そしてやっと本格的に習い始めたのが7歳からでジャンプもまともに飛べなかったそうです。
そして、なんとかダブルアクセルを飛べた時点で今度はトリプルアクセルの練習をしました。
そして、なんどもなんども練習を重ね、7年かけてようやく完成させたみたいですね。
そして、4回転ジャンプは2年で飛べるように。^^
そして4回転サルコーは数ヶ月で飛べています。
もうその時は大会に出場する機会が増え、練習量も多くなり筋力も付いて、自分のペースが出来ていたんでしょうね。
大会実績
2009年10月に行われた第13回全日本フィギュアスケートノービス選手権 Aクラスでは13位。
2010年10月の第14回全日本フィギュアスケートノービス選手権 Aクラスは第3位。
2015年11月の第84回全日本フィギュアスケートジュニア選手権では第2位。
2016年11月の第85回全日本フィギュアスケートジュニア選手では第1位。
2017年12月の第86回全日本フィギュアスケート選手権では第4位。
2018年3月の2018年世界フィギュアスケート選手権では第5位。
2018年11月のロシアで行われたISUグランプリシリーズ ロステレコム杯では第3位。
2018年12月の第87回全日本フィギュアスケート選手権では第4位。
2019年10月のISUグランプリシリーズ アメリカ大会は第5位。
とノービス時代からジュニア時代を経て、シニア大会では堂々たる演技をして自己ベストは総合で256.11点と高い得点をだしています!
友野一希の四大陸選手権2020のショート・フリー音楽の曲は?振り付けや振付師も紹介 まとめ
いかがでしたか?
友野一希の四大陸選手権2020のショート・フリー音楽の曲は?振り付けや振付師も紹介をしました。
友野一希さんは2019年の大会では、苦戦が続いていましたが、全日本選手権のフリーの演技から巻き返しましたよね。
2020年のインカレでは見事!優勝です。
2月に開催される四大陸選手権でもその勢いで表彰台にのぼってほしいですね。
ショート・フリーともに、友野一希選手しかできない表現があることは間違いないですから、大いに頑張ってください!
それでは、友野一希の四大陸選手権2020のショート・フリー音楽の曲は?振り付けや振付師も紹介をお届けしました。
最後までご覧いただきありがとうございました☆